2007年12月15日

渋谷109(まるきゅー)の人気は続く(森本容子のカリスマ性)

109_2 写真:TOMIOKA Takumi(12/09/2007)
クリスマス商戦を戦う渋谷109の夕景

渋谷にある東急ハンズ本店に立ち寄った時に渋谷駅前から少し歩いた。クリスマスを控え各地はライトアップが目立つ。

マウジーというファッションブランドがある。数年前から有名になって来たこのブランドを創設した、元エゴイスト社のカリスマ店員森本容子氏らが立ち上げたブランドである。
そのマウジーは、2000年のブランドスタート(渋谷109から)から、大きな成功を収め、現在では、20店舗以上を構える陣容となっている。

「マウジー(moussy)」、「スライ(SLY)」(共にフェイクデリック社が手がけるブランド)の躍進がファッション界では目立つ。この エゴイスト社のカリスマ店員でもあり、マウジーを立ち上げた森本容子氏が渋谷109の人気を作ったと言ってもよい。

当時のエゴイスト社は、まさにギャルブームの中心である派手系路線であった。そして、エゴイスト社のマーケティング戦略は、カリスマ店員を使った露出。店員そのものがカリスマ店員としてブランドの代表となり、雑誌に露出する。それを見た潜在顧客たちが、そのスタイルを買いに店にやって来る。カリスマ店員は、ユーザーと同世代で、いわば一般人なのだ。顧客から見た親しみ易さもさらに人気を呼んだ。この戦略が爆発的に当り、カリスマ店員の露出は日々に高まったのである。つまり、カリスマ店員のプロデュースに成功したブランドの売上が爆発的に伸びるというのが、21世紀を目前に控えた当時の渋谷ファッション事情であった。
 その後、森本容子氏は、エゴイスト社を退社して、マウジーの立ち上げに参画する。ここでも、彼女のカリスマ性が発揮され、すでに彼女は新たに、当時の顧客をターゲットにした少し年齢層の高いファッションブランドに挑戦中である。