2011年3月22日

初めての熊野古道

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撮影:TOMIOKA Takumi(2011-03-20)ツヅラト峠への登り口に残る石畳階段

2004年に世界遺産に登録されて急に人気が出てきた東紀州であるが、熊野古道という名称にもあるように「道」が対象となり登録された例は珍しいそうである。もともと熊野街道ということで三重県の指定を受けていた地域ではあったが世界遺産ともなると人気のスケールが違う。
熊野の秘境は有名であり、その景観はどこをとっても素晴らしい。なかでも熊野街道は昔から高野山・熊野神社を中心とした参詣で使用された道として知らない人は居ない。多くのコースがあるのだが世界遺産の対象となった地域は東紀州であり、三重県側が主となる。熊野古道はポスターや宣伝が先行し訪問する観光客も限られたものとなっていたので足を向けることが無かったが、国道42号線を通るたびに一度は歩いてみたいと思っていた。ようやく初めて紀北町にあるJR紀伊長島駅の近くから西に2km程のところから登れる「ツヅラト峠」に挑戦してみる。ツヅラトとは九十九折(つづらおり)からとった名称であり、字のごとく曲がりくねった細い道である。撮影の下見なのであまり奥深くには入らず、登り口から数百メートルまでとした。

撮影:TOMIOKA Takumi  (2011-03-20)熊野古道ツヅラト峠への登り口で


kumanokodo02.jpg kumanokodo03.jpg平安時代末期に作られた階段状石畳がある。江戸時代に荷坂峠が開通すると一部はそちらに移ったが、伊勢と南紀の最短でもあるツヅラト峠越えは太平洋終戦前までは地元の人たちが使用していた重要道路であったらしい。昔は、伊勢の国と紀州の国と呼んでいたので、このツヅラト峠は国境となっていたわけである。
一枚目の写真は小型三脚に20mmを付けたソニーα900を使い、絞り値22、スピードは0.5秒である。