2018年9月18日

EBONY SV23に47mm広角レンズを付ける

20180831 010.JPGエボニー社が製造する木製のカメラは既に会社の廃業で入手困難となっている。ヨドバシカメラなどで在庫を抱えている機種もあるようだが高価な物となりつつある。
社名のエボニーというのは、このカメラが作られる素材からきている。日本では、とても硬い木材として知られている「黒檀」である。そのために、狂いの少ない木製のカメラを製造できるようである。

私が長く使用しているのは、SV23という機種で2インチ×3インチという大きさの画面で撮影可能で、いわゆる中判カメラに属する。フィルムはロールフィルムのブロニーである。ピントグラスも69判となっており国際規格のホースマン67ホルダーや69ホルダーを使用できる。

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このカメラの大きな特徴はレンズボードがリンホフ規格となっていて、45(シノゴ)用レンズを共用できレンズを有効に使用できる。逆に45判カメラで69ホルダーを付けて撮影しても良さそうであるが、こちらの方がボデーがコンパクトになっているので軽くて携帯性が良い。
このカメラにはスーパーアンギュロン47mmF5.6を付けてほぼ広角専用で撮影しているが、69判の47mmということは、35mm版カメラでは20mm程に相当するはずで、ピントグラスで歪みを調整する必要がある。また、蛇腹が少し変形していて前半分が袋蛇腹となっているのでアオリの際には動かしやすい。

軽くてレンズが共用できるので重宝しているカメラである。