2018年10月 5日

Heath Kitの古いエレキー

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アマチュア無線を使って交信するには電話(声を送る交信)や電信(モールス信号で交信)などがありますが、何と言っても小さな電力で相手局とつながる電信に人気があります。しかし、電信ではモールス信号を正確に打てる技術が不可欠となり、昔だと電信専門の学校などではかなりの訓練をしたようです。それもそのはず、昔の日本電信電話公社(現在のNTT)には電報窓口があり、急ぎの連絡は全て電報が主流でした。今では携帯電話などが発達して離れた外国でさえ瞬時に伝言を送ることが出来ます。
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これだと趣味として楽しむには少し寂しいようです。不便ですが昔ながらのモールス信号による通信は極めれば最高です。私の知人などNHKの21時のニュースを見ながらモールス通信で米国のアマチュア無線家と交信しておられる方もいます。

ところでモールス符号には世界共通の取り決めがあり、長音(長く出るツー)と短点(短いトン)が正確に出ないと相手に間違って理解されてしまいます。アマチュア無線では略符号というのがあり、例えばQTH(送信している場所のこと)やQRA(名前)で送ります。乱れた信号を送ると内容が正確には理解されずとんでもないことにもなりかねません。
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そこでアマチュア無線の交信では符号を正確に送ることが可能な機器が工夫されて現在でも多くの愛好家がいます。昔の器具を電鍵(でんけん)と呼んでいますが、これはエレキー(エレクトリックキーヤーの略)と呼ばれ昔からアマチュア無線では人気があります。
エレキーは自作される方も多く昔は米国ヒースキット社からは沢山のキット製品が発売されていました。この写真は1960年当時に販売されていたHD-10という機種です。昔、アメリカのオークションである有名なeBayで落札して輸入した物ですが今でも問題無く使用できます。
見た目は不格好なのですが実に機能的でアマチュアらしい品物です。取扱い説明書はもちろん英語ですが、非常に分かり易いもので多くの図解で紹介されています。
とても50年以上経っているとは思えない物ですが、大事に使えば何十年でも使用できるという事を教えてくれる品物です。最近の製品は回路がどれもIC化されて専用部品が無くなると使用できません。外観は新品同様でも廃棄しないと駄目なものが多いので困ったものです。

2018100 002.JPG背面には無線機に繋げる端子が出ています。単独でも練習ならOKですが。