2019年7月11日

D-Starというアマチュア無線システム

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今は元号が変わって「令和時代」。アマチュア無線の免許を昭和時代に取得された人からすれば、ほぼ40年は経過しているのですが、仕事に専念され最近になりアマチュア無線を再開されると全ての技術の進歩に驚かされます。トリオ時代に買われたリグは若い人には通用しません。彼らは誕生した時からゲーム機やコンピュータが身近にあったのです。

ここ数年ほど盛んになってきたアマチュア無線の遊び方があります。

写真のリグ(無線機のこと)は日本のJARL(日本アマチュア無線連盟)とアイコム社が技術提携して共同で開発した新しい通信手段で若い人にも人気が出ています。各地で発生した大災害でプロの通信手段が寸断されたこともあり、再びアマチュア無線が注目され出したのです。
携帯電話が普及した現在なぜ今さら必要なの?ということも良く聞きますが、アマチュア無線は趣味として楽しむものであり携帯電話は必要とする相手との連絡用です。

このリグも大きさは携帯電話より少し大きいサイズですが、目的が全く違います。それはアマチュア無線の免許を取得して無線局を開設している者通しの会話であり趣味の道具です。

D-Start(ディスターと読む)という響きの良い名称なので直ぐに頭の中に残ります。
アマチュア無線の愛好家が設置した各地にある中継器(レピーター)を介して話をしたり、時にはこれをインターネット回線につないで全国や世界中のアマチュア無線家と話が可能です。
しかも当然デジタルなので加工したりすることも容易でコンピュータで制御出来るのです。

昭和時代からカムバックされた方も、また別の価値を見つけることが出来ると思います。

アマチュア無線はいつの時代にも最先端の技術を常に開発しています。既に、FT8(えふてぃえいと)という宇宙通信の信号処理を使った通信も盛んになって来ています。遠く離れた惑星からの雑音混じりの微弱信号を処理して取り出す技術です。

アマチュア無線はある意味で、プロ集団であり専門的な職業人の集まりなのです。