2019年7月 3日

大事な書類はインクに限る

何十年も昔のことですが、日本のボールペンはボールの滑りが悪く非常に書き難かった。そこへフランスから「ビックボールペン」という画期的な筆記具が発売されました。黒も赤もありました。
とにかく滑らかな書き味で誰しもが認めることの出来る人気の文房具だった記憶があります。
私も早速購入して当時にはメモをたくさん残したわけです。結構、私的な事柄を含め貴重な事柄も記載してあったはずです。

20190619 032.JPG写真のインクですが、左は日本製パイロット社のインクで右は米国パーカー社のものです。
蓋を開けると特有の匂いがします。

ところが、その後20年ほど経過して分かったことですが、当時記入したメモの殆んどが消えており、確認出来なくなったのです。メモの保管状態も普通であり紙の質も特に問題無かったはずです。

今は、どんな事が記載されていたのか思い出すことは困難ですが非常に困った経験をしました。

最近、日本でもジェルとかいうインクを使用したカラフルなボールペンが目立ちますが、これには要注意です。 ちょっとしたメモでも後になって価値がでたり貴重な記録となったりすることがあるので、私は面倒でも昔ながらの万年筆用インクで記入することにしているのです。

結果は、直ぐに出ませんが私の保存している当時のメモやノートも万年筆で記載したものは全て問題無く現在でも変色はしていません。

インクの使い分けをしながらノートに文章を残すことも数十年先のことを考えると重要ですね。
この写真のインクなら心配は要りません。

いつかブログに書きますが、昔コンピュータで残していた文章が全て飛んでしまい読み出せなくなったこともあります。まだまだ、その点でデジタルデータには不安があります。貴重な事柄は、面倒でも万年筆で記入するようにしたいものです。