2019年7月 6日

ロクロクサイズで撮ると良いことが多いのです

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6×6サイズのカメラは当時ヨーロッパで盛んに生産され、その流れで日本でもマミヤ6やブロニカやミノルタオートコードが生まれました。これは1950年代から1980年代の話ですが、以来からずーと人気を支えている人達があります。ロクロク愛好家と呼ばれる方々です。

では、なぜロクロクサイズなのかと言うと、それは撮影時の機動性にあります。もちろん35mmカメラには及びませんが当時のカメラは比較的大きなサイズの物が多く、撮影時には構図に迷うことが良くあります。縦位置にするか横位置が良いかはその時にはじっくり考える余裕はありません。風景撮影などでは刻々と天候状態が変化し光線にも影響するからです。

ロクロクサイズは何も考えずに、気に入った被写体をバチバチ撮り、あとでじっくりと机上で構図を決定することが出来るのです。
例えば、雑誌用の写真を編集部などが選定する時などは本のサイズに合う物を選びます。ロクロクならどうにでもなるわけで編集がし易くなるという訳で好まれます。アマチュア写真家でも同様で写真を大きくする時にはやはり縦か横かが重要となり迷ってしまうのです。

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写真は、今でも使用しているハッセルブラッド205TCCのフィルムホルダーで24枚撮りの物ですが、富士フィルムも最近になり220(ブロニーの長いタイプ)の販売を止めたので在庫している50本のみでしか使うことができなくなりましたが、他にも12枚撮りとロクヨンゴのホルダーもあるので当面は大丈夫ですが。

また、サイズの違う6×4.5(ロクヨンゴ)も日本で考案されましたが一本のフィルムで撮影できる枚数を稼げるようにしたもので一時の流行でした。これらのカメラで使用するフィルムはブロニーフィルムと言って幅が60mmサイズですが長さは決まっておりロクロクで撮ると普通は12枚しか取れなかったのです。それがロクヨンゴでは16枚撮ることが出来たのが理由です。

最近のデジタル化により、このロクロクサイズに相当する受光センサーも開発されつつありますが、まだロクヨンゴしか発売されておらず価格も100万円を超える物ばかりで、最近になり富士フィルムから出た新製品で揃えると軽く500万はいくでしょうね。写真を売り元が取れそうな売れっ子のプロなら別ですが普通のアマチュア写真家では到底無理な話です。
それと最近のプロ写真家の多くは、レンタルを使用しています。特に交換レンズは何本も揃えると無駄が多くめったに使うことの無い物はレンタルに限るようです。