2020年1月22日

NAGRAで再現する40年前のテープ

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 世の中すっかりデジタル時代になり音の収録などスマートフォンでも簡単に出来るようになった。直ぐに録音できる便利さは有り難いが、その記録媒体の整理には注意が必要で安心するのは危険である。USBメモリー媒体などは時間が経つと消えることすらある。そうでなくとも操作ミスで消した人も多いと思う。
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 昔は、録音にはテープレコーダーと言われる写真の機器を使用して磁気テープに録音をした。マイクは音を感じるセンサーだから音声を電流に変換でき、その大小で録音ヘッドと呼ばれるもので磁気テープの密度を変化させるものであり、最初はデンマークの発明家によるものだったらしい。
その後に、日本では東京通信工業(現在のソニー)がテープコーダーという商品名で発売している。
特に放送業界で定番となったデンスケは放送関係の必需品であった。その頃に、対抗機種として世界中の放送局関係で使用されていたのが写真のNAGRAの前身である。この機種はステレオタイプとなりオーディオファンの音源として人気があった。このナグラはスイスのメーカーであり精密な機構で定評がある。

 この機種は付属品を使用せずに7インチのオープンリールまで再生することができ2トラック方式である。 2トラックとはテープの幅を2分割して上下2つのチャンネルとして録音するもので音源を幅広く録音可能である。私が若い時に録音したオリンピック競技のNHKラジオ実況や蒸気機関車に乗り込んで生録音した車内録音などを聴くと当時の感動がそのまま戻ってきた。