2020年1月24日

軍用無線機で聞くNHK第1放送の音質

IMG_0080.jpg
 どこの軍隊も独自の規格を設けて通信機を製造している。日本ではNEC日本電気が特に有名であるが米国では多くの機器を手掛けてきたコリンズというメーカーがあった。太平洋戦争で大活躍し優れた無線機を生み戦後はアマチュア無線用の機種も販売していたので日本でもファンが多い。

 そのコリンズ社からは数多くの通信機が出ていたが、受信機としては写真のR388が人気である。この受信機にはあとで発売されたメカニカルフィルター付のR388Aがあるが、BCLファンには最初に発売された機種を好む人が多い。フィルターの特質からと思われる柔らかい音質であり、長時間聴いていても疲れない。高級なメカニカルフィルターを通して聞くより自然に聞こえる。真空管採用なので発熱があるが戦後に聞いていたST管で構成された5球スーパーにも似た音質で親しみが持てる。

 安定度はそれほど良くないと思うけど、主に17MHzまでの中波や短波を聞くには全く問題がない。写真では分からないが前面パネルの大きさはパソコンの17インチ画面程度である。

 構成は、なんと17球の真空管を使用しており中波帯はトリプルスーパーである。

IMG_0079.jpg
IMG_0078.jpg