2019年7月17日

紫陽花が見ごろ

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和歌山県橋本市から東へ車で40分ほど走ると高野山である。高野山は空海が建造した町で「こんな山の中に町があるのか」という光景が目に入る。

その高野山の近くに有名な紫陽花の名所があり訪れる人も多い。山の中に群生しているように見えるが誰かが手入れしているのでしょう。それにしても、辺り一面が紫陽花で覆われており見事である。

この写真は一部であり、道を挟んで背後にも山がありビッシリと咲いている。

詳しい地名は、
和歌山県伊都郡かつらぎ町花園久木
海抜1045mです。車で行けるし駐車場もあります。

写真のデータは、ソニーA900にカールツアイス90mmF1.4
RAWファイルで保存しています。、

2019年6月18日

変わらぬ京都の人気

kyoto-1.jpg昔から京都に行く機会が多く、現像所の帰りなど立ち寄るお寺があります。京都には禅宗の寺が多く、あの整然とした庭や古いけど清掃が行き届いた風景が何とも言えません。
禅宗には臨済宗と曹洞宗がありますが、いずれも鎌倉時代に起こされた宗教で「禅」を主体とするものです。要するに、禅とは文字や話す手段では無く、心で仏の気持ちを感じる方法です。
言い換えると「以心伝心」です。心を集中させて瞑想すると何か得られるものが伝わる修行です。
特に、京都には臨済宗の本山である妙心寺があります。また、曹洞宗の本山は福井県にある永平寺でここも有名で人気のお寺です。
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最近の京都は、インスタグラムなどで世界中に紹介され観光客も大変多く、日本人は避けているようです。京都はむしろ静かな町で、年に数回のお祭りには集中して賑わったものですが最近では毎日がお祭りのような人通りです。日本の文化を断片的にしか見れない外国人などには無理もありません。
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京都の寺は、何十年も変わらぬ手入れを毎日しているので皆さんが何度訪れても変化が無いと感じるはずです。四季折々の風景を感じながらゆっくりと京都の寺を訪ねてみてはどうでしょう。特に真夏がお薦めです。暑い京都だからこそ、色々な面で京都らしさが感じられます。それと比較的空いています。
写真は、大徳寺の龍源院と大覚寺で撮影したものです。カメラは35mmフルサイズのソニーA900 レンズは20mmと85mmでアドビのフォトショップで小さいサイズにしてあります。

2019年6月13日

風景写真は年数で価値が増す

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人間は置かれた環境を残すことに何年も挑戦して、過去には絵画で表現してきたわけです。そのお蔭で現在でも当時のそれぞれの様子をおぼろげに想像することが出来ます。
しかし、絵画では瞬時に精密描写は不可能であり遂にはカメラを発明したわけです。
その当時は乾板というガラス板に薬品を塗る媒体に画像を定着したのですが、技術の進歩は目覚ましく、わずか100年ほどで電子媒体でデジタル化をしてしまいました。このデジタル化技術は過去何千年もの風景絵画の夢をすっかり変えてしまい今後もほぼ永久保存が可能な筈です。

そして一枚の風景写真が何十年後の社会で役立ち利用されるかと思うと、写真の価値は絶大です。
絵画ではとても真似の出来ないことです。基本的に絵画と写真はその価値が別の物です。
確かに長い歴史の中で絵画の価値は蓄積され、写真などと比較になりません。しかし、写真の場合はまだ始まったばかりの僅か100年です。あくまでも写真の価値はその精密な記録です。
米国の写真フィルム会社を創設したジョージ・イーストマン・コダックさんは明けても暮れても大きなカメラとフィルムで当時の風景を収めました。彼はその手法を広めるために努力し世界で最大のフィルムメーカーに仕立て挙げたわけです。

ところで、知人の案内で和歌山の小さな漁港を撮ってみました。デジタルなので刻々と変化する空の様子を気にしながら何枚もシャッターを切った一枚です。日没前の漁港の様子をカメラに収めましたが何と言ってもデジタルの強みです。やっぱり風景写真は難しいです。むかし木村伊兵衛さんが言っておられましたが「写真はルミエール」という言葉が思い出されます。フランス語のルミエールとは光ということらしい。

2018年6月 2日

日本初の近代的工業地帯跡地

syuuseikann.jpgNHKの大河ドラマが今年は「西郷(せご)どん」とあり鹿児島市内も大賑わいである。新幹線の終点鹿児島中央駅からは各地へ向けてバスがあり、一日乗車券は¥600で何度でも乗降できるサービスである。中央駅から市内循環バスで約30分で目の前に桜島が見える名所に着く。

鹿児島市内の観光名所である「名勝 仙巌園(せんがんえん)」は1658年に造られた鹿児島藩主島津家の大名庭園である。すぐ横には世界遺産に登録されている「尚古集成館」がある。薩摩藩主・島津斉彬(しまづなりあきら)が築いた工場群であり日本最初の近代的工業地帯として知られている。

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仙巌園は非常に広くて起伏もあるので、ゆっくり見学すると1時間程要する。中には、高級ガラス製品である薩摩切子の売店もあり人気がある庭園である。庭園内から直ぐ前に桜島を見渡すことが出来る。この桜島は最近になり噴火を繰り返しているので、この一帯は火山灰が毎日軽く積もっているようである。実際に市内の駐車場にとめている自動車も降りかかった火山灰でいつも汚れているらしい。噴煙は毎日刻々と変化しており、1時間も経つと大きく黒く立ち上がることもある。

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実際にとめてあった車の火山灰の様子をアップします。ニュースでは噴火した時にしか知らされていないが実際は市民の悩みであるらしい。もちろん洗濯物も外に干してある家は皆無であった。

2018年1月 1日

新年おめでとうございます

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撮影:TOMIOKA Takumi   2016  岐阜県高山市

昨年は世界的にもピリピリした状態が続き、今年はどうなるのかと心配ですが先ずは平和を祈りたいものです。
写真は、岐阜県新穂高温泉にあるロープウェーの山頂駅で撮影したものですが、現地の外気温はマイナス8度と表示されていてカメラのレールに塗ってあるグリスも固くなり焦点を合わすにもツマミが硬くて回りづらくなります。幸い雨も無く曇り空であり、瞬間見える遠方の白山連峰も入れることが出来た。北アルプスはこの頃には軽く雪が積もり真冬まではまだ少し日があるように思いました。
カメラはリンホフ4×5でレンズはニッコール180mmです。フィルムはベルビア50のノーマル現像。
撮影していると中国人観光客の団体が撮影中の私を携帯電話で撮影していて少し迷惑でした。

2017年10月19日

行って来ました、野麦峠

長野県松本市と岐阜県高山市の県境にある峠です。この峠をテーマに映画化された「ああ、野麦峠」は森下愛子さん主演で当時は大変人気があったものです。一度は通ってみたいと思っていたのが実現しました。
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 撮影2017年10月15日 : 野麦峠の展望台前で

 この日は、乗鞍高原を前日に撮影し近くのペンションに宿泊したけど翌日は雨だったので早めに帰宅することにしたのです。せっかくならと思って野麦峠経由で国道19線に出るコースを選び、ひたすら山道を走りました。野麦街道と呼ばれているこの道は非常に狭く場所によっては対向が難しい場所もあるので大きな車では行かないほうが良い。標高1672mの峠に着くと数台は楽に駐車できる展望台があり眼下を見下ろすことが出来るはずですが、この日は雲の中でした。車を停めてしばらく下を見たけど写真の通りの景色です。本来ならかなりきれいな紅葉が一面に広がっている場所です。
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「ああ、野麦峠」は戦前の貧しい日本社会を描写した悲しい作品です。保険制度が普及していなかった時代の日本では、病気にかかると高額な医療費の出費となったので無理をして働き続ける労働者がほとんどだった訳です。この映画の主人公も結局の所、この野麦峠で命を絶ったのです。今でこそ、日本国民は全体が平和ボケしていて昔の事を知る人が少ない中、こんな映画がもっと必要なのではないでしょうか。
 峠をひたすら下降して人家が見えてくると、そこには写真のような古い学校跡があり直ぐに停車してカメラでメモしました。ここまで野麦峠を岐阜県側からゆっくりと登りだして約1時間半でした。
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車はいつも林道で使用している小型のケンジントンです。エンジンは1300CCと小型であるが中々力強い走りをしてくれます。数年前には三重から鹿児島の枕崎までを往復した実績があります。オートマチック車であるが、もともと不必要なスピードを出す運転をしないので、私には十分な排気量である。燃料はプレミアガソリンであるけど燃費が17Km-18Kmと経済的なので気に入っている。ここ6万Km一度も故障していない。

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2017年1月13日

本栖湖1000円札カメラ

motosuko.jpg撮影:TOMIOKA Takumi (2017年1月9日午後1時ごろ) 本栖湖観光案内所前で

 富士山の形をどの位置から眺めるかは、現地ではよく議論の対象となります。
昔から富士山は多くの人々に愛され一度は登りたい山です。最近では周遊道路も整備されて、どの位置へも比較的簡単にアクセス可能となりました。先日、箱根のホテルに泊まり、翌日に本栖湖(もとすこ)に向かったのですが、前日に降った雪で駐車場には20cm程残っていました。
 本栖湖にある数台ほどの駐車場に車を置いて、大判カメラを出そうかと迷っていましたが結局手持ちのコンパクトカメラで数枚メモをしました。時間的なこともありますが斜陽での撮影が狙い目です。朝と夕方には立体感が出そうで多くのカメラマンが並びそうな気がします。
 さてこの場所、駐車場の少し上にライブカメラが設置されています。その名も「1000円札カメラ」と呼ばれているみたいで、観光案内所の男性によるとこの角度から見た富士山を使っているとのことでした。

下にマウスを当てるとライブカメラで現在の富士山が見れます。


2017年1月 1日

正月には赤福本店に立ち寄るべき

あけましておめでとうございます

 伊勢神宮の近くに住む人は、初詣でに年越し参りをする人が多い。昨年5月に開催された伊勢志摩サミットを機会に、志摩市ともども伊勢市にはかなりの観光客が増えていると聞きます。またメディアで取り上げる番組も多くなったように思う。伊勢神宮は、内宮と外宮があるが昔から賑わうのは内宮前にある、「おかげ町」という場所であり、ここには古くから赤福本店が構えている。伊勢の赤福餅と言えば昔の人も同じものを食べていたようです。赤福本店の入り口には、年代物のかまどがあり実際に使用されている。この写真のようにピカピカなのが印象的で赤福本店の名物である。

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 ここに連ねる店舗は、建築学的にも面白い工法で興味深い。どこもかしこも同じ家が続く。伊勢市に妻入町屋が多いことの理由として、伊勢神宮の建物が平入であるため、一般の民家が神宮と同じでは恐れ多いと遠慮したためとよく言われる。ここ、おかげ町では、その形がハッキリとわかる。

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2011年3月22日

初めての熊野古道

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撮影:TOMIOKA Takumi(2011-03-20)ツヅラト峠への登り口に残る石畳階段

2004年に世界遺産に登録されて急に人気が出てきた東紀州であるが、熊野古道という名称にもあるように「道」が対象となり登録された例は珍しいそうである。もともと熊野街道ということで三重県の指定を受けていた地域ではあったが世界遺産ともなると人気のスケールが違う。
熊野の秘境は有名であり、その景観はどこをとっても素晴らしい。なかでも熊野街道は昔から高野山・熊野神社を中心とした参詣で使用された道として知らない人は居ない。多くのコースがあるのだが世界遺産の対象となった地域は東紀州であり、三重県側が主となる。熊野古道はポスターや宣伝が先行し訪問する観光客も限られたものとなっていたので足を向けることが無かったが、国道42号線を通るたびに一度は歩いてみたいと思っていた。ようやく初めて紀北町にあるJR紀伊長島駅の近くから西に2km程のところから登れる「ツヅラト峠」に挑戦してみる。ツヅラトとは九十九折(つづらおり)からとった名称であり、字のごとく曲がりくねった細い道である。撮影の下見なのであまり奥深くには入らず、登り口から数百メートルまでとした。

撮影:TOMIOKA Takumi  (2011-03-20)熊野古道ツヅラト峠への登り口で


kumanokodo02.jpg kumanokodo03.jpg平安時代末期に作られた階段状石畳がある。江戸時代に荷坂峠が開通すると一部はそちらに移ったが、伊勢と南紀の最短でもあるツヅラト峠越えは太平洋終戦前までは地元の人たちが使用していた重要道路であったらしい。昔は、伊勢の国と紀州の国と呼んでいたので、このツヅラト峠は国境となっていたわけである。
一枚目の写真は小型三脚に20mmを付けたソニーα900を使い、絞り値22、スピードは0.5秒である。

2011年2月17日

京都御苑の梅林を散歩する

京都の人気は年中とまることなく、それどころか最近外国からの観光客にも勢いがついたのか真冬にも外国人を目にすることが多くなった。昔の外国人観光客といえば、ガイドブックに掲載されたポピュラーな金閣寺や清水寺が多かったけれど、ここに来てマイナーな小さい寺や路地でも外国人に出くわすことが多くなった。観光立国を宣言したとたんに急に人気が出たのも、その効果とみることが出来る。

しかし日本人もあまり行かない穴場がある。それが京都御所(京都御苑)であり、いつも意外と少ない。特別観覧を希望する場合には予約が必要であるが、単に散歩や撮影なら自由なので一度入られると、その広さが確かめられる。車が走らないので散歩やジョギングには好都合でゆっくりと中を一周するとゆうに半時間はかかる。

また、3月になると多くの花が咲き質素な御所の風景が一気に色づくので春の訪れが良く判る。
2月から3月にかけては梅が咲き、並行して桃が咲き出す。本数もかなりのもので散歩していても香りが漂ってくる。

車で出かける場合には西門から入る。そうすれば、駐車した横が直ぐに梅林となっている。東にも駐車場があるが、西のほうが断然広くて空きが多い。


撮影:TOMIOKA Takumi (2009-03-26)京都御苑の中にある梅林

gosyo01.jpg gosyo02.jpgこの写真のように、中には砂利が敷き詰められており少し歩きにくいが、車の心配がないので毎日が歩行者天国である。

もちろん各施設に入るには宮内庁への予約が必要であるが、単に散歩や梅林では予約の必要は無い。

  撮影:TOMIOKA Takumi (2009-03-26)京都御苑の中で

カメラはソニー900に20mmレンズを付けてある。雨上がりなので砂ホコリも無く、路面にもしっとり感があるが、乾いた砂利は真っ白に写るので晴天では止めたほうが良い。

御所の南門から出て東に10分ほど歩くと加茂川が流れており、特にこの時期には堤防両サイドで散歩を楽しむ人も多くなる。ここも車は入れないので安心して歩くことが出来る。

 

 

2011年2月15日

江戸時代のひな人形を見る機会

滋賀県大津市にある和菓子工場「寿長生の郷」では3月になると古いひな人形が展示される。

それも桁違いに古いものなので実際に見る人に驚きは隠せない。
寿長生の郷はこのブログでも紹介したことがありますが叶匠寿庵の本社です。和菓子としては歴史が浅いのですが、高級和菓子としてとても人気が高い和菓子でデパートなどでは購入可能です。
ここで年に一度3月に、雛人形の虫干しが行われていますが、その展示を見る機会があったので行ってみました。
そもそも雛人形は、古く平安時代には貴族の子女たちの遊びで使用されていたようで庶民には縁がなかったらしく、それが江戸時代になり3月3日をひな祭り節句として一般にも拡がりをみせたようです。最近では3月3日(女の節句)と5月5日(男の節句)をまとめて「子供の日」として制定されているわけです。

ここに展示してあった雛人形は、江戸時代「享保」の物で1716年から1734年に使用されたものです。300年弱経っているわけで大変貴重なものですが、この展示室では目の前でじっくりと観察することが出来ます。今の人形のような華やかさはありませんが、保存状態も良く実物見るとビックリです。

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   撮影:TOMIOKA Takumi (2010-03-30)大津市寿長生の郷展示室で 

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sunai02.jpgゆずのシャーベット

 

 

 ゆずのシャーベットはここで食事をすると最後に出てきますが、本当に美味しいものです。ここで出される一品一品にはどれを出されても器が似合っており、しかも時には江戸時代のものがあったりでビックリします。以前、抹茶席で戴いた茶も徳川関係の殿様が江戸時代使用していた茶碗を使って出していますと聞いたことがあります。
3月になれば今年も展示が始まるので一度訪問されては如何でしょうか。

2011年2月13日

くまの七里御浜海岸でスカイセンサーICF5900を楽しむ

撮影:TOMIOKA Takumi(2011-02-13)

熊野市七里御浜海岸で

ICF5900-2.jpgソニーの人気機種だったICF5900はBCLファンなら誰しもが知る通信型受信機である。1975年発売なので実に35年も前のラジオとなる。しばらく使用していない期間が長かったので、先日修理に出した。感度調整と周波数のズレを依頼したので、ほぼ当時の物として甦った。

ちょうど、三重県熊野市へ行く用がありこのラジオを持って性能試験も兼ねて出かけた。ここは熊野市を走る国道42号線の際にある七里御浜海岸で、車を路肩に駐車してすぐに砂浜に降りれる。
暖かい日差しを受けながらラジオの電源スイッチを入れると、ほとんどダイアルを回さないのにがんがんと海外局が入感した。9メガ帯にメインのダイヤルが止まっていたせいである。すぐにサブダイヤルを少し回して聞きやすい音で聞いてみるとマレーシアの海外放送である。英語放送である。しかも、国内中波と変わらないほど雑音が無い。

ラジオの性能を発揮させるにはコンピュータや蛍光灯ノイズなど無い場所が望ましいが、まさにここ七里海岸は理想である。この日は、電離層の状態も良かったのかアマチュアバンドでも多くの国内局が受信できた。SSBなのでBFOスイッチを下げて丁寧にサブダイヤルを回すと59の局が沢山聞こえる。

地元の人の話では2日前に積雪があったようであるが、すでに立春も過ぎており日中の日差しの強さは早春を思わせる。また最近になり紀伊長島近くまで高速道路が開通したお陰で、津インターから2時間10分でこの海岸に到着する。しかも、高速料金無料化実験区域なのである。

2011年2月 6日

大原の里は寒さが厳しい

sanzenin01.jpg今年は各地から大雪の便りが報告されている。ここ京都大原の里は京都市内から約12キロ離れている静かな里であり、観光で有名な三千院もここにある。

大原三千院はポスターなどではお馴染みの寺院であるが、今年のように大雪となったのは久し振りのようである。この日も一週間前の積雪がかなり残っており、いつもと違っていた。紅葉時期の華やかさは全く感じることができないが、訪問客も少なくかえって静かな寺院の風景を撮るには都合がよい。

ソニー900に20mmを着け小型三脚をローアングルで使ってみる。いつもなら狭く感じる中庭だが、今は広く感じられる。20mmレンズといえども冬の日陰での撮影では開放近くなると手前がボケるので低速シャッターで絞り値を補い丁寧にシャッターを押さなければならない。

 三千院は三千院門跡(もんせき)とも言われる。門跡とは天皇や皇族に関係した人が住職を務める寺院で、とくに天台宗の寺院にはこのような表現がされていることが多い。現に、岩倉実相院にも山門をくぐる時によく見ると「実相院門跡」とある。もちろん大原三千院にも階段を上るときに目に入るのが、この文字である。三千院は天台宗の寺院です。

 撮影:TOMIOKA Takumi     大原三千院(2011-02-05)

 

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撮影:TOMIOKA Takumi 岩倉にある実相院門跡  (2011-02-05)

2011年1月 4日

のどかな正月風景が見られる大井川鉄道

c11syougatu.jpg撮影:TOMIOKA Takumi
千頭駅で(2010-01-02)

有名絵画とは異なり、機械物の保存には工夫が要る。ここ静岡県大井川鉄道は鉄道ファンにはおなじみの私立路線である。特に最近になって再人気が高まっているSLファンには堪らない場所でありシーズンには多くのカメラファンが集まるスポットでもある。

ここの特徴は単なる鉄道車両展示ではなく、全ての車両が動態で保存されている点である。多くのメカニズムで構成される鉄道車両ではただ単に展示するだけでは、その機構がすぐに死んでしまう。機械部分がすぐに駄目になるので、このようにいつでも動かせる状態がベターであり理想である。大井川鉄道はこのような観点から、鉄道ファンにも長くサービスを提供してくれている。

大井川鉄道はJR金谷(かなや)駅の横にある専用の駅からスタートして終着駅千頭(せんず)までの約1時間をゆっくりと走る私立の鉄道路線である。途中に鉄橋ありトンネルありで、昔の童謡「今は山中、今は浜・・・・・」をそっくりそのまま再現されているかのようであり楽しい。

この日も正月ではあったが線路の周囲や到着駅には多くの鉄道ファンが待機してシャッターを切っていた。私が覚えている40年前の光景と基本的に何も変わっていない。

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        撮影:TOMIOKA Takumi (鉄橋を渡るC11)2010-01-02

この鉄橋は昨年のNHK朝ドラで有名になった「水木しげる」を紹介する作品「ゲゲゲの女房」では、水木しげるが結婚式を終えて汽車で上京するシーンに使用されたので、覚えておられる方も多いはず。

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終着駅の千頭(せんず)から先にはトロッコ電車に乗り換えて、温泉で有名な寸又峡に行くことが出来る。線路の幅が異なるので、乗客はここで一度降りて乗換える必要がある。

2010年6月29日

滋賀県知事も力を入れた県立琵琶湖博物館

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館内ロビー 撮影:TOMIOKA Takumi (2010-06-27)

現職の滋賀県知事である嘉田由紀子(かだ ゆきこ)さんが元琵琶湖博物館の研究顧問であったせいか、琵琶湖博物館は一味違う。テーマを琵琶湖に絞っていて非常に判りやすい。館内もテーマごとにAからCブロックまであり順を追って丁寧に見ると半日は軽く費やしそうである。中には、弁当持込者のためのエリアもあり一日中ゆっくりと楽しめるのがよい。

場所は琵琶湖に面しているので天気さえ良ければ、野外でも散歩などでゆっくり時間を費やすことが出来るし、樹木には必ず名称を示したプラカードがかかっているので帰宅してからさらに詳しく植物図鑑で調べることも可能である。隅々まで行き届いたもてなしが伝わってくる。さすがに京都大学で農学博士の称号を持つ嘉田さんの目が届いているようである。

館内には、琵琶湖で生活をする人々が関係するあらゆるものが展示されており、なかには昭和時代に皆さんが使用してきた懐かしい電化製品やレコードなどもあり、別の意味でも貴重な博物館である。

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淡水魚もこんなに近くで見ることが出来て感動する
撮影:TOMIOKA Takumi (2010-06-27)

2枚の写真は、先日、ちょっと立ち寄ったときのものであるが館内は撮影が自由であり、デジカメでメモを撮るには好都合である。

2010年4月28日

京都の秋には詩仙堂

shisendou-aki.jpg秋の京都は特に人気が高い。京都には皆んなが欲しいものが、狭い箱の中に押し込められている。歴史家にとっては貴重な資料庫となり、芸術家にとっては四季折々に変化する豊富なモチーフとなる。そして忘れてはならないのが美味しい地下水を使った京都の料理や食材である。これも秋には特に美味しくなる季節で一年を通じて楽しめるのが京都市内である.

shisendou-aki02.jpg京都の紅葉は、まず高雄から始まる。高雄にある神護寺や高山寺が真っ赤に色づく頃は、まだ市内にあるお寺は少し早い。市内でも比較的高い位置である洛北一乗寺にある詩仙堂には夏と違い多くの観光客が押し寄せる。夏ならばゆっくりと10分庭を眺めることが出来るが、この時期には迷惑になることが多く数分で立ち退く必要がある。

撮影:TOMIOKA Takumi (2008/11/16)

2010年4月 1日

京都洛北の詩仙堂

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 石川丈山の作った「京都洛北・詩仙堂」

撮影:TOMIOKA Takumi (2006/7/18)

石川丈山は江戸時代の武士であり文人です。 徳川家康に気に入られて色々と仕えていましたが、ある時に家康と意見が合わなくなり京都に出て学問に専念した人で書道にたけており多くの書が残っております。 非常にセンスがあり漢詩・建築など当時の先進的な美学の達人でした。彼が京都に作ったと言われる「詩仙堂」は人里離れた京都洛北の小高い位置にあり、京都の暑い夏を少しでも凌げる場所です。 詩吟をやっておられる方なら石川丈山はよく知られた人物で「富士山」は特に有名ですね。
7月17から18日開催される京都の祇園祭りは「日本三大祭り」一つです。 今年の祇園祭りは雨の中で開催されて山車を引く若者は全員白い衣服がずぶ濡れで少し気の毒に思えましたが、やっぱり大勢の集まる祭りであり近くで見ると迫力は満点でした。

翌日には、静かな洛北の詩仙堂を訪れてしばらく時間を費やし撮影した中の1枚です。デジカメなので細かいディテールは期待出来ないのですが、静かな夏の隠れ寺の様子が伝わって来ます。紅葉時期なら観光客で全く身動きも取れないほどですが。

ここの庭は、多くの外国人にも人気が高く英国のチャールズ皇太子も訪問されたほどです。小さな部屋に座って庭をジーと見ていると夏の暑さもどこかに瞬間忘れさる程です。また、秋になると、後ろの紅葉が素晴らしくなります。庭をぐるーっと廻ることも出来て、静かなひと時を過ごすことが出来ますので一度訪れて見て下さい。洛北のバス停「一乗寺」を目指して行ってみれば直ぐに判ります。:

2007年4月28日

権現桜は今が見頃

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撮影:TOMIOKA Takumi
(4/21/2007)

樹齢1000年と言われる見事な桜が長野県箕輪町にはある。今年の見頃は4月20日ごろというので早速現地に行ってみた。天候が今ひとつであったがデジカメで数枚ほどをカメラに収めた。公民館の近くに車を置き直ぐに大きな古木が見える。高さは15メートルほどであるが何とも言えない威圧感がある。よくもまあ今まで絶えることなく続いたものだと感心せずにはおれない。管理されている方々に頭がさがる。夜はライトアップされるようでこれも見事な夜桜であろう。