2017年1月 4日

山田洋二監督の伝えたかったこと

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昔、購入したDVDセットです
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 山田洋二監督と言えば思い出すのが正月映画の「男はつらいよ」である。他にも吉永小百合さん主演「キュポラのある街」など数多い。映画監督と写真家とは様子が違うが写真家で言えば、土門拳さん、三木淳さんや木村伊兵衛さんのようなドキュメンタリー派の人である。

 山田洋二さんの作品にはどれも記録性がある。当時の日本風景をしっかりとフィルムに収めながら、その中に人気のマドンナとして登場女優を使っている。しかも毎回その風景は地方の情景であったり、当時の人間関係であったりすることである。山田洋二監督の傑作シリーズ「男はつらいよ」は昭和44年8月27日に封切られて、平成28年で何と48周年を迎えた。非常に残念ではあるが主演男優である渥美 清さんはこの世に居ない。私は、以前シリーズ全編をDVDで購入したことがある。今も時々見ているが、年を重ねたせいか何度見ても新鮮さを感じる。育った昭和時代をこれほど忠実に記録してくれて有難い。

 山田洋二監督はこの映画によって日本を記録したかったのである。昭和時代に生き抜いた日本人の庶民生活、また戦後の目まぐるしい発展と共に変化する日本人の心さえも映画で残したかった筈で、お蔭で我々はいつでも自分が育ってきた環境を思い起こせることが出来る。昭和人間はもちろん、平成生まれの若者にも直接当時の様子を語る手段として効果がある。最近、日本では戦争中や戦後の復興期を取り上げる番組が多いし、これがまたヒットする。NHKの朝ドラもそうであるが、この頃の内容だと人気が出る。

 残念ではあるが、この芸当は一枚の写真ではとても無理である。情景を伝えるにはスチール写真はとてもムービーに及ばない。大掛かりな撮影機材を持たないでスナップ写真を簡単に残せるのは有難いけど、このような人間味描写ではやはり映画の方が数段上である。写真の場合にはせいぜい人物のポートレートに終わる。

 この作品は、総48作で終わっている。なぜか、日本では48という数字がよく使われる。四国48番札所めぐり、三重県赤目48滝、AKB48、赤穂48浪士、などがあります。
仏教用語では、三と四、その倍の六と八の組み合わせが多くあり、三門、四天王、四苦八苦、六地蔵、釈迦三尊はよく聞きます。

48=6×8ですね。よくわからん。

ちなみに、AKB48は当時運営していた社長の芝さんの名前から、シバ(48)となったと聞きました。