2019年6月20日

京都三条には人気の甘味処があります

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京都には美味しい和菓子で有名な老舗がたくさんあります。
京都は何度もの戦いで戦場になった時に、お公家さん達は自分の抱える和菓子職人などを連れ添って、琵琶湖周辺に疎開をしていました。全国的に有名な和菓子屋の「たねや」もその一つで近江八幡市に店を構えています。

また、京都は料理に欠かせない美味しい軟水が湧き出ます。
京都は周囲が山に囲まれており地下深くには硬い岩盤があります。周囲の山に降った雨水が流れて水瓶を作り、琵琶湖の水も浸みてきます。そのために地下には琵琶湖の水に匹敵するほどの水量があるといいます。そのため京都の南部にある大山崎にはサントリーの工場があります。酒作りにも水は必須です。伏見の日本酒も同じ理由です。

京料理には豆腐料理がよく出ます。コーヒーで有名な小川珈琲やイノダコーヒーも京都です。
地下水が美味しい理由は、琵琶湖から流れた水が長年に渡り、盆地地形の京都でじっくりと貯め込まれ自然に水の分子がまろやかになります。地球という磁性体の表面で変質するのです。
ちょうど、山でチョロチョロと出る湧水を飲むのと同様の原理でしょう。

写真は京都三条にある「京はやしや」で食べた「はやしや特製あんみつ」です。この店は抹茶パフェの元祖としても有名で最近では全国展開しているようです。あんみつの量は少し多めですが話をしながらなら適度な分量です。

時々寄りますが初めての人には非常に分かりにくい場所です。、目印は小川珈琲三条店が交差点にあるので道を挟んで南のビルの6階です。小さなエレベーターで6階まで上がると目の前です。

正式な住所は、
〒604-8004 京都府京都市中京区三条通河原町東入る中島町105タカセビル6F


2017年12月31日

ご当地マンホール

12月29日久し振りに伊勢神宮にお参りした。高速に乗らなくても自宅からは車で1時間程で着ける。市営の有料駐車場(2時間以内で¥500)から約1km歩くと内宮の前に出る。この通りは、おはらい町と呼ばれており昔から参宮の際には誰しもが通る道路である。この日は平日とあり非常に人出も少なく楽に歩くことが出来た。内宮前広場に出る寸前に道路上には「ご当地マンホール」があり伊勢のデザインが施されている。皆さんが上を通るのでかなりすり減っているが何とか色も残っていた。
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仕事でマンホールの強度とデザインの関係を調べたことがあるが、改めて見ると何十年来ほとんど変化が無いことが分かる。
さて内宮にお参りして戻る途中お昼時間でもあったので、久し振りに「てこね寿司」を食べることにして、いつもの「てこね茶屋」にあがり¥980のセットで昼食としました。
てこね寿司とは、昔から漁師が沖に出るときに持って行く弁当の様ですね。酢飯にまぐろなどの魚の身があえてあり中々美味しいと評判です。色々な「てこね寿司」を食べたことがありますが、この店が私の口にはピッタリで気に入っているのです。味付け最高でした。
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明日は元旦です。皆さん良いお年を。


2017年1月14日

京都吉田山の頂上には茂庵がある

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 コーヒーが好きなので、京都に行けばどこかで飲むことが多い。京都には、小川珈琲やイノダ珈琲の本店がありどこも賑わっている。大手のコーヒー店以外にもかなりの店があるが、どこも個性に溢れている。この写真にある茂庵(もあん)もその一つであり、一般的な駐車場は無い。まったく無いのではなく3台ほどのスペースがあるが、いつも満車である。そのせいか、茂庵に行くには徒歩で山を登る。約15分ほど階段を登ると吉田山の上に出る。
 
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 登る途中には写真の様な階段があるが注意深く見ないと入口を発見できない。道中は少し暗いので冬になると閉店時間は夕方5時となるので気を付けられたし。ここは開店も遅く11時だと思った。ジグザグの細い道を上まで登ると、神社の境内らしき建物が見えてくる。これが喫茶店とは予備知識が無いと理解し難い。山の上に元々あった境内をそのまま利用して喫茶店にしたものである。
 店は2階にあり、1階は調理場と待合室であるが、平日ならほぼ2階まで行ける。席数は多くはないが感じの良い、居心地の良い部屋となっている。
珈琲以外にも軽食を注文することもできる。


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 店内からは、京都市内が展望できるが山の木が邪魔をして完全には無理である。また場所が京都大学の近くなので、京大関係の人や外国人も時々見かける。

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 珈琲好きの人には一度は行って欲しい店である。肝心のコーヒーの味も文句無しで、ほぼ誰の口にも合うはずで香りも丁度いい。

2016年12月24日

「越前ガニ」 は、ここがお薦め

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撮影:TOMIOKA Takumi 2007年2月24日(民宿うおたけ)

 カニのシーズンです。久しぶりに越前海岸に行きたくなりました。今回は以前訪れた蟹料理の思い出です。私の場合、昔は蟹よりも海老を好んで食べましたが、最近は蟹も比較的好きな食べ物です。 越前ガニは美味しいと聞いていましたが、本物のズワイガニは本当に美味しいのです。出された蟹には越前で獲れたことを証明する黄色のリングが足に巻かれています。これほどまでに、管理をやってこそ「越前ガニ」の価値が出てくるのだと痛感しました。ともあれ、大きな口を開いてパクリと頂き大満足。じゅわーと口の中で広がる香りにも、この店の秘伝とする湯で加減が感じられました。蟹はゆで過ぎは禁物で、なかなか感の要る調理だそうです。パクリの次は、しっかりと肉の詰まった足を、七輪で焼きながら香りを嗅ぎつつ戴くのですが、これがまた絶妙で隅々まで突きたくなるほどで無言で食べ続けました。

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 撮影:TOMIOKA Takumi 2007年2月24日(越前海岸)

 参考にこの店を簡単に紹介しておきますね。高速道路「北陸道」を米原から北に走るとすぐに敦賀インターです。ここを降りて、越前海岸のすぐ際を走る有料道路があります、ひたすら越前海岸に向かって40分ほど走ると、人家が混み合う狭い通りがあります。ここから注意しながら右手を見ると「うおたけ」と書かれた茶色の4階建てビルが見えてきます。民宿なので結構判りやすい建物です。専用の駐車場もたくさんあるので車でも心配いりません。玄関はゆったりとしていてカウンターでのもてなしも感じよくて第一印象はまずまずでした。予約してあったので3階の座敷に通され、料理を見て驚きです。この日は、食事のみの日帰りでした。・・・・・この後は、想像して下さい。

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 撮影:TOMIOKA Takumi 2007年2月24日(道の駅・越前海岸)

 帰路の途中に立ち寄った越前海岸沿いの国道にある「道の駅」です。この日は、春の日差しの中にも日本海から吹き付ける冷たい風を強く感じ、車に乗っていると分からない風も、降りて日本海を眺めているとやっぱり冬を意識してしまいます。銀色に輝く海面からはニュースでもよく聞く、例年の厳しい北陸での生活を直ぐに思い出させるものがありました。何とか都合をつけて再度行ってみたいと思います。

2009年5月25日

「美山つづら弁当」は変わらない叶匠寿庵の定番

bentou1_2.jpg京都「哲学の道」を歩いて一服するには最高の「叶匠寿庵京都茶室棟」
撮影:TOMIOKA Takumi(2008/03/29)美山弁当

滋賀の和菓子屋が京都で店を出すには相当な苦労があったようである。
もともと、叶匠寿庵の創始者(先代)は滋賀県の外勤務の警官だったようである。それは昭和20年頃のことで、その後に、どうも警察官らしくないと判断され大津市役所の公務員に回されたらしい。以下、参考文献からの紹介記事である。

 市役所では、観光課の係長を経て定年退職の3ヶ月前に菓子屋を始めた。(昭和39年9月創業)その後30数年で年商50億円に成長するが、これは「神話」として今に伝えられている。当時は「みちしるべ」という菓子で、こだわりの高級あずきを使っていた。このことが評判になり、ある時、ベンツに乗って1万円のお菓子を買いにくる人がいた。一ヶ月後、女性2人がベンツで来て、菓子1万円を注文していった。それは松下幸之助の奥さんと正田美智子さん(現在の皇后陛下)のお母様で、何でも、持ち回りでお菓子を買っているとのことだった。
 その後、阪急デパートから出店依頼があり、一旦断ったが4年後に出店、高島屋、三越などへも出店の運びとなったらしい。当時は、三井寺というところに本社と製造部門があったが、手狭となり坂本というところに第2工場が作られた。しかし、交通渋滞で納品が間に合わないことが多くなったので、別の土地を探したがなかなか見当たらず、その当時の滋賀県知事である武村知事(のちに総理大臣)に相談したところ、昭和57年8月に、63,000坪の現在のここの土地を紹介され、58年7月1日に買収交渉が終わったようである。(ここまで参考文献から)

bentou2_3.jpg この土地こそ、滋賀県大津市大石にある「寿長生の郷」(すないのさと)であり、日本でも有数の和菓子工場である。もちろん、食事も出来るし、気の利いた茶室もある。徹底した和文化を追求した美の空間とも言える。駐車場を降りると、そこからはアスファルトも一切無く、砂利が引き詰められており、山全体に広がる小道の傍には、四季折々に異なる樹木が咲き、昔に逆戻りする気持ちが押し寄せる。そのころ私が訪れた時にも、先代さんが丁寧に、ゆっくりと「寿長生の郷」への思いを力説して頂いたことがある。カメラで撮影する私に一枚一枚の撮影で丁寧に被写体について語り、ご自分のコレクションでもある置かれた物や植物に時間を忘れて説明をして頂いたことが印象深い。

 この写真は、哲学の道にある「叶匠寿庵京都茶室棟」で頂いた「つづら弁当」である。予約が必要ではあるが、一日前にでも予約すれば受けてくれるので必ず行ける方は予約をされるほうがよい。食材にもこだわりがあるが、何と言っても食器には、ここ独自のセンスが伺える。配色にも気使いが伝わってくるので、単にカメラのシャッターボタンを軽く押すだけで難なく食欲をそそる弁当を写し込むことが出来た。

cherry 叶匠寿庵京都茶室棟

京都市左京区若王寺2丁目1番地
営業時間 10:00?17:00  定休日 水曜日

2008年12月22日

図書室のある喫茶店「書幹集」

syokansyuu.jpg撮影:TOMIOKA Takumi (2008/09/27)

長野県穂高市からは北アルプスが全貌出来るので時々撮影に出かけている。南安曇郡穂高町という地名が旧名であるが、ここは古い地名で呼んだほうが似合っている。山々が直ぐ近くに見えるし松本市内にも近いので昔から訪れる観光客も多い。長野自動車道を松本インターから少し北に走ると、次のインターが豊科である。降りた交差点を突っ切って高速道路沿いに再び北に走ると、やがて穂高町という地名が目立つようになる。この辺りは、昔から「道祖神」が多く道端にもその形を眼にすることが出来る。写真の好きな人の中には、この道祖神ばかりを追いながら写真集まで発行している方もあるほどである。ここ10年ほどは観光客が多くなり別のスポットも増えたので、以前ほど道祖神の姿も見かけなくなった。それでも近くにある観光地の「わさび畑」内には数体が残っている。

この道路とは反対側(山側)に並行に走っている県道がある。ちょうどアルプスの姿が近くなり急に見えなくなる距離である。その道にある学者村という地名に注意しながらゆっくりと車を走らせると、右手に林の中に入る細い道がある。乗用車1台がどうにか通れるほどの細い山道である。県道から入ること数百メートルも走ると左手に床上式の黒っぽい木造の喫茶店がある。店の入口には「書幹集」と書かれた目立たない看板があるので注意したい。

中に入るとクラシック音楽が流れており、それも昔の真空管KT88プッシュプルアンプで超柔らかい音であり、明らかに最近のキラキラした音とは違う。長時間聞き流していても疲れないし、音量も適当な大きさなので会話の邪魔になることも無い。一人で読書するにも適している。最近よく見かけるようになったスターバックスで読書をする環境とはかなり違う、ここの環境に浸ればもう病みつきになることは間違いない。そのため固定客も多いようであるが、皆さん静かに読書をしている人が多いみたいだ。階段を登り、2階に上がると右手の奥に図書室がある。ひと部屋ではあるが結構沢山の古い本が並んでおり、貸出も多いようである。しかも、この部屋の壁には銅板が張られており、室内が非常に落ち着くように工夫されている。鈍い銅板から反射される暗い光が外から入る強い明りと室内に設けた電球の灯りをバランス良く助けているようである。
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手作りで出来たチーズケーキとアイス
珈琲と紅茶のほか色々なお茶があり、メニューも多い。ケーキにも種類が多いが、とりあえずチーズケーキを注文した。どれも、手作り感がすぐに伝わり、じっくりと味わいながら戴くことができる。

2007年4月23日

安曇野翁の蕎麦が忘れられない

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撮影:TOMIOKA Takumi (4/21/2007)

名人「高橋邦弘」の一番弟子が店を持つ「安曇野翁」

3年ほど前に安曇野(あずみの)にある田淵行男記念館の受付で美味しい蕎麦屋はどこですかと訪ねた時に薦められたのがきっかけでした。早速行ってみたら、なんと新しい構えの店であり気持ちよく店内に足が運ばれた。その時に知った「そば打ち職人・高橋邦弘」。山梨長坂に店を持ち蕎麦職人として多くの弟子を育てておられることで有名であり、ここ安曇野にある翁という店も、高橋さんの一番弟子がのれん分けで開業したと聞く。全国にも弟子が散らばり、この店は「安曇野翁(あずみのおきな)」と言うらしい。この店には、他の店には普通にある「温かいそば」は無い。味にこだわるので「もりそば」が2種類である。辛いおろし大根とおろしわさびが付く。腰といい色合いといい申し分ない。さすがに旨い。私が今まで口にした蕎麦の中では格段に旨い。一枚840円であるが私が安曇野に来る楽しみの一つである。<br />蕎麦職人高橋邦弘さんを紹介したページを覗いて見てください。

http://www.jump.co.jp/bs-i/chojin/archive/071.html

2007年3月15日

やっぱり人気が出ました「株式会社一澤信三郎帆布」

ainzaburouhanpu.jpg撮影:TOMIOKA Takumi
(03/10/2007)携帯カメラ使用
一澤信三郎帆布店前で

京都の株式会社一澤信三郎帆布(かぶしきがいしゃいちざわしんざぶろうはんぷ)は、今でもニュースを騒がしている京都市東山区にある布製かばんのメーカーである。
2006年、一澤帆布工業(一澤帆布店)として創立し、数年前に資産相続で兄弟争いがあり、いまだ解決していないそうである。古い店の前に、新しく全ての職人と従業員が独立して創設し開店した。帆布(はんぷ)と呼ばれる綿および麻製の厚布で作られているカバンが主力商品であるが、とにかく人気があり今度の開店後もこのように買い物客が絶えない。この日、撮影した時には店内に入れず外から携帯カメラで様子をメモしたわけである。

このブログでも以前紹介したので参照にして下さい。
京都「一澤帆布」の人気
http://mhv.jp/2006/03/20060321.html

2006年8月31日

哲学コーヒーの味

tetugaku_coffee.jpg撮影:TOMIOKA Takumi (08/29/2006)携帯電話使用

珈琲を始めて飲んだのは小学生の頃です。当時、田舎では珈琲すら珍しく東京に住んでいた伯母がなんかの荷物と一緒に送ってくれたのを記憶しています。もちろんインスタント珈琲が発明されたのはその後ですから、日本では珈琲というものを口に出来るのはかなりのお金持ちか東京に住むハイカラさんと呼ばれていた人たちでした。英語で書かれていた紙袋から取り出した香りの良い匂いは忘れられません。ペーパーフィルターも無かったのでお茶を濾す器具に入れて湯を注いで飲みました。小学生からすれば何とも言えない味で最後までは飲めなかったと思いました。それでも、香りが良かったので袋の中を嗅いでいた思い出が残っています。(タバコでも似たことをしてました)

そんなこともあり、今だ珈琲への努力は惜しみません。各地に行くと美味しい珈琲ショップがありますが、人により好みが違うので何とも言えませんが、私が美味しいと思う店はどこも人気が高いので皆さんと好みが合致しているようです。アップした写真は運ばれてきたものを携帯電話で撮影したものですが、高崎市付近にチェーン店を持つ「珈琲哲学」という店です。メニューの中に「哲学コーヒー」というのがあったので早速に注文しましたが、香りと味が抜群であり飲み終わってからも口の中から消えないほど広がるようです。出てくるまでに少し時間が掛かりますが店内にはジャズが流れピアノの生演奏も聴けるほどでとにかくコーヒー好きには堪らない魅力があります。全国各地に自慢のコーヒー店が増えていますが、味・店内ともバランスの取れたお奨めの店でした。

 

2005年1月10日

日本初の文具店は伊東屋でした

itouya.jpg撮影:TOMIOKA Takumi(12/18/2004)

東京銀座「伊東屋」創業100周年の看板

文具にこだわりを持つ私には文具店やデパートの文具売り場も気になることが多い。では一体、文具を専門に取り扱うようになった店はいつ頃から日本に存在し、どこにあるかも常に気になっていた頃がある。ちょうど2年前にその疑問が解決したのである。私が銀座4丁目の交差点辺りを撮影してぶらぶらと所謂「銀ブラ」をしていて出くわした風景、それが伊東屋100周年の広告だったのです。なんと明治37年の創業だそうです。銀座の伊東屋はよく知っていたけど、ここの店が日本で初めて文具店の看板を掲げた専門店だったとは知らずにいつも文具を購入していたからでした。確かに何階にも渡り文具がおいてあり、さすが東京の文具屋は違うなあとしか思っておらず、この広告を見たときに100年も経っているのかと初めて知ったわけです。そこで自宅に帰ってから解決したのが、日本初の文具店の疑問でした。

このように、東京には古い伝統のある店が多くあります。もちろん地方にもありますが、東京にある店の中には、日本で最初・・・・・ということが多いので驚きですね。やはり江戸が長く続き江戸文化が浸透していたからでしょうね。古本屋街で有名な東京神田には、日本で始めて「百科事典」を発売した、「冨山房」という出版社があります。別の機会に、この店の話を記事にしてみます。