2011年1月 4日

のどかな正月風景が見られる大井川鉄道

c11syougatu.jpg撮影:TOMIOKA Takumi
千頭駅で(2010-01-02)

有名絵画とは異なり、機械物の保存には工夫が要る。ここ静岡県大井川鉄道は鉄道ファンにはおなじみの私立路線である。特に最近になって再人気が高まっているSLファンには堪らない場所でありシーズンには多くのカメラファンが集まるスポットでもある。

ここの特徴は単なる鉄道車両展示ではなく、全ての車両が動態で保存されている点である。多くのメカニズムで構成される鉄道車両ではただ単に展示するだけでは、その機構がすぐに死んでしまう。機械部分がすぐに駄目になるので、このようにいつでも動かせる状態がベターであり理想である。大井川鉄道はこのような観点から、鉄道ファンにも長くサービスを提供してくれている。

大井川鉄道はJR金谷(かなや)駅の横にある専用の駅からスタートして終着駅千頭(せんず)までの約1時間をゆっくりと走る私立の鉄道路線である。途中に鉄橋ありトンネルありで、昔の童謡「今は山中、今は浜・・・・・」をそっくりそのまま再現されているかのようであり楽しい。

この日も正月ではあったが線路の周囲や到着駅には多くの鉄道ファンが待機してシャッターを切っていた。私が覚えている40年前の光景と基本的に何も変わっていない。

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        撮影:TOMIOKA Takumi (鉄橋を渡るC11)2010-01-02

この鉄橋は昨年のNHK朝ドラで有名になった「水木しげる」を紹介する作品「ゲゲゲの女房」では、水木しげるが結婚式を終えて汽車で上京するシーンに使用されたので、覚えておられる方も多いはず。

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終着駅の千頭(せんず)から先にはトロッコ電車に乗り換えて、温泉で有名な寸又峡に行くことが出来る。線路の幅が異なるので、乗客はここで一度降りて乗換える必要がある。