Hammarlund 受信機 HQ-100
昔から米国には有名な通信機メーカーが多数存在していました。ところが優秀な通信機も日本のメーカーにコピーされ、ほぼ同様の機構を持った受信も日本では出回りました。どこかの国をあまり責められないのも当時に若かった日本人にはよく分かっている筈です。
今では世界中に日本製の無線機が出回り、その性能も最高ランクに位置するほどとなりました。
特にアマチュア無線の世界では顕著に表れており米国製を使用している局を探すのは難しいと思います。
写真は当時アメリカで有名だったハマーランドの受信機でHQ-100です。全面パネルも厚い軽合金で作られており、二つの円形のダイヤルメモリが特徴です。これより古いハマーランドの受信機に酷似した国産の受信機がありますが、今考えるとコピー品でした。
このHQ-100ですが、選択度が非常に良くて昔の受信機ながらサイドの切れは抜群です。
操作も分かりやすく、タイマー時計も付いていて時間が来れば電源を自動的に入れたり切ったり出来ます。感度も良くてお気に入りの一台です。