2021年1月17日

12年で完成するハムの遊び

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ハムとは食べるハムでは無く、私たちが趣味として楽しむアマチュア無線のことです。
長くアマチュア無線をやっていると色々な遊びが出来ます。その一つに、ここで紹介する「QSO PARTY」があります。アマチュア無線では他の人と交信することを専門の略語(世界共通)でQSOと呼びます。他にもCQという略語を発信して、相手局を探したりなどします。

その中で、毎年年賀状代わりに新年のあいさつをするQSOがあり、一般社団法人である日本アマチュア無線連盟(JARL)が実施しているコンテストの一つです。このコンテストは非常に簡単ですが、毎年決められた期間中に交信をしないと認められません。そのために、正月には非常に賑わいます。
その数は、20局以上となっており所定の申請用紙で連盟に申請すると、その年の干支にあたるシールが送られてきます。このシールを写真のような台紙に貼り12年間で台紙が完成します。
実に気の長い話ですが、すでに始まってから74年も経っており多くの方が毎年挑戦しています。

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私の場合には、1985年から初めて2018年で一度完成しており、現在は2回目の挑戦です。若い時には仕事の関係で期間中どうしてもやれなかった年もあったり、空の状態が悪く電波が飛びにくい年もあったりします。空欄が出来ると12年待たなければシールが入手できません。何と年数のかかることでしょう。さて、今年も既に正月にやっと23局と交信して現在シールを申請中です。
今年は丑年(うしどし)なので2021年が埋まります。

アマチュア無線の最大の特徴は、運用するには国家試験に合格するか国家試験免除の講習会で修了試験に合格しなければなりません。そのために、アマチュア無線では免許証に記載される呼出符号(コールサイン)が必要です。無線局を運用するには、プロやアマ問わずこれは必要であり、例えばNHK東京はJOAKです。アマチュア無線は国内を10のエリアに分けて総務省の各総合通信局から免許が出ます。
もう一つの特徴は、相手の身元が呼出符号から証明されており、交信内容はご本人が責任を持っていることです。現在流行のSNSとは危険度が大きく違います。

昔亡くなられた小渕総理大臣や現在の小渕優子議員も子供の頃からアマチュア無線の趣味を持たれ国会議員仲間で国会ハムクラブを構成されています。
また、世界的にもアマチュア無線を趣味としている有名人はたくさん居ます。
たとえば、ソニーを創設された井深 大(まさる)さん、JAXA宇宙飛行士の若田光一さん、アップルコンピューター社を起ち上げたスチーブウォズニアックさん、芸能人のタモリさん(本名は森田さん)など数え切れません。

一度、皆さんも下記のサイトにアクセスされてはどうでしょう。

日本アマチュア無線連盟 (マウスを当ててクリックする)