2021年1月23日

東ドイツのカメラ「エキサクタ」

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現在では日本製のカメラが世界を圧巻している状態ですが、考えてみれば全て当時のドイツから得た技術とコピーがほとんどでした。それくらいドイツのカメラ技術は先行していたわけです。
やがて第2次世界大戦が起こりドイツは東西に分断され、カメラ業界も同じ社名でありながら別々に製造されていた時代があります。
敗戦したドイツで東ドイツのドレスデンでカメラの製造をしていた「イハゲー」というメーカーが発売していたこのカメラは当時人気の機種となりかなりの数が出回ったようです。

また装着されていたレンズもカールツアイス・イエナ製で人気がありました。写真のカメラは私のコレクションの一つですが、現在の高級カメラと比べるとおもちゃのような存在です。要するに、現在のカメラがいかに優れているかということです。特に構成部品をつなぎ目はハッキリ違いが出ます。現在の工作機械では何でもないようなことでも、コンピュータが存在しなかった当時では、これでも立派だったはずです。

当時の東ドイツはソ連が支配していたので、カメラ技術のみならず多くの優秀な技術者がソ連の支配で動かされていたのです。もちろん宇宙技術産業でも東ドイツの技術者が開発に当たっていたようです。

ヤフオクで手放してしまったので今は手元にありませんが、操作も少し厄介であったけど面白いカメラでした。
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