2021年3月29日

アマチュア無線の使われかたが変わります

前田さん漫画.jpg
アマチュア無線は電波を使用して個人が楽しむ趣味です。とは言え過去には大災害などで大いに社会貢献を果たし各地で有効利用した実績があります。阪神淡路や東北地震・紀州大洪水など数え切れません。そんな経緯を踏まえて総務省も本格的にアマチュア無線を位置づけるために、このたび新たな定義をします。また、最近では青少年への利用を促進する動きもあり各地で製作教室や交信体験を披露しています。ところが、電波を出すには無線従事者国家試験という免許が必要でした。各地のイベントなどでアマチュア無線に興味を待ちながら眺めているしかなかったのです。そこで今回の改正が実施され、免許を持つ人の監視の下では子供たちに電波を発射することが可能になります。
そのほかにも、各地で行われるボランティア活動へのアマチュア無線利用が緩和されます。今まではマラソンなどで路上のお手伝いをしても使用するには曖昧で不安があったのです。

そんな制度の見直しが、総務省のホームページに開示されましたのでぜひご覧ください。
子供たちのアマチュア無線利用が益々広がることを期待します。


上にマウスを当てるとURL(住所)に飛ぶことが出来ます。
漫画は私が運営するアマチュア無線クラブのメンバーであるJH2LQU前田さんにお願いしたものです。
ここでJH2LQUはアマチュア無線局に与えられたコールサイン(呼出符号)というものであり、世界に一つしか存在しないものです。
例えばNHK東京は、JOAKというコールサイン、NHK大阪はJOBKを使用しています。

コロナ禍でキャンプ生活が見直され大変人気が出ています。キャンプでの連絡は携帯電話が繋がりにくい場所が多くあり、アマチュア無線による連絡は有り難いことを実感します。
時々、免許が要らない「特小電力無線機」を使っている人がありますが、あの場合には送信可能な電力は10mWです。アマチュア無線では50W(ワット)まで許可されており比較になりません。
1Wは1000mWですから、実に5000倍ものパワーまで許可されます。

また、移動しないアマチュア局の場合には、資格により最大1kWまで許可されますから小さな放送局と変わりません。

しかし、最近では色々な交信方法が開発されておりアマチュア無線においては世界中の局と小さなパワーで交信することが出来ます。この技術は宇宙通信で使用する技術をアマチュア無線に使用するためです。遠い惑星からの画像を地球で再現出来る技術を応用しています。

SNSとの違いは、個人が正々堂々と実名(コールサイン)で交信するために、送信している内容には個人が全責任を負っています。無免許で電波を発射すると直ぐにバレて捕まりますし、交信の内容で直ぐに分かり誰も相手にしてくれません。