2020年1月14日
2019年7月17日
2019年6月18日
変わらぬ京都の人気
写真は、大徳寺の龍源院と大覚寺で撮影したものです。カメラは35mmフルサイズのソニーA900 レンズは20mmと85mmでアドビのフォトショップで小さいサイズにしてあります。
2019年6月13日
風景写真は年数で価値が増す
2018年6月 2日
日本初の近代的工業地帯跡地


2018年1月 1日
新年おめでとうございます
2017年10月19日
行って来ました、野麦峠

峠をひたすら下降して人家が見えてくると、そこには写真のような古い学校跡があり直ぐに停車してカメラでメモしました。ここまで野麦峠を岐阜県側からゆっくりと登りだして約1時間半でした。
2017年1月13日
本栖湖1000円札カメラ
2017年1月 1日
正月には赤福本店に立ち寄るべき
2011年3月22日
初めての熊野古道
撮影:TOMIOKA Takumi(2011-03-20)ツヅラト峠への登り口に残る石畳階段
2004年に世界遺産に登録されて急に人気が出てきた東紀州であるが、熊野古道という名称にもあるように「道」が対象となり登録された例は珍しいそうである。もともと熊野街道ということで三重県の指定を受けていた地域ではあったが世界遺産ともなると人気のスケールが違う。
熊野の秘境は有名であり、その景観はどこをとっても素晴らしい。なかでも熊野街道は昔から高野山・熊野神社を中心とした参詣で使用された道として知らない人は居ない。多くのコースがあるのだが世界遺産の対象となった地域は東紀州であり、三重県側が主となる。熊野古道はポスターや宣伝が先行し訪問する観光客も限られたものとなっていたので足を向けることが無かったが、国道42号線を通るたびに一度は歩いてみたいと思っていた。ようやく初めて紀北町にあるJR紀伊長島駅の近くから西に2km程のところから登れる「ツヅラト峠」に挑戦してみる。ツヅラトとは九十九折(つづらおり)からとった名称であり、字のごとく曲がりくねった細い道である。撮影の下見なのであまり奥深くには入らず、登り口から数百メートルまでとした。
撮影:TOMIOKA Takumi (2011-03-20)熊野古道ツヅラト峠への登り口で
平安時代末期に作られた階段状石畳がある。江戸時代に荷坂峠が開通すると一部はそちらに移ったが、伊勢と南紀の最短でもあるツヅラト峠越えは太平洋終戦前までは地元の人たちが使用していた重要道路であったらしい。昔は、伊勢の国と紀州の国と呼んでいたので、このツヅラト峠は国境となっていたわけである。
一枚目の写真は小型三脚に20mmを付けたソニーα900を使い、絞り値22、スピードは0.5秒である。
2011年2月17日
京都御苑の梅林を散歩する
京都の人気は年中とまることなく、それどころか最近外国からの観光客にも勢いがついたのか真冬にも外国人を目にすることが多くなった。昔の外国人観光客といえば、ガイドブックに掲載されたポピュラーな金閣寺や清水寺が多かったけれど、ここに来てマイナーな小さい寺や路地でも外国人に出くわすことが多くなった。観光立国を宣言したとたんに急に人気が出たのも、その効果とみることが出来る。
しかし日本人もあまり行かない穴場がある。それが京都御所(京都御苑)であり、いつも意外と少ない。特別観覧を希望する場合には予約が必要であるが、単に散歩や撮影なら自由なので一度入られると、その広さが確かめられる。車が走らないので散歩やジョギングには好都合でゆっくりと中を一周するとゆうに半時間はかかる。
また、3月になると多くの花が咲き質素な御所の風景が一気に色づくので春の訪れが良く判る。
2月から3月にかけては梅が咲き、並行して桃が咲き出す。本数もかなりのもので散歩していても香りが漂ってくる。
車で出かける場合には西門から入る。そうすれば、駐車した横が直ぐに梅林となっている。東にも駐車場があるが、西のほうが断然広くて空きが多い。
撮影:TOMIOKA Takumi (2009-03-26)京都御苑の中にある梅林
この写真のように、中には砂利が敷き詰められており少し歩きにくいが、車の心配がないので毎日が歩行者天国である。
もちろん各施設に入るには宮内庁への予約が必要であるが、単に散歩や梅林では予約の必要は無い。
撮影:TOMIOKA Takumi (2009-03-26)京都御苑の中で
カメラはソニー900に20mmレンズを付けてある。雨上がりなので砂ホコリも無く、路面にもしっとり感があるが、乾いた砂利は真っ白に写るので晴天では止めたほうが良い。
御所の南門から出て東に10分ほど歩くと加茂川が流れており、特にこの時期には堤防両サイドで散歩を楽しむ人も多くなる。ここも車は入れないので安心して歩くことが出来る。
2011年2月15日
江戸時代のひな人形を見る機会
滋賀県大津市にある和菓子工場「寿長生の郷」では3月になると古いひな人形が展示される。
それも桁違いに古いものなので実際に見る人に驚きは隠せない。
寿長生の郷はこのブログでも紹介したことがありますが叶匠寿庵の本社です。和菓子としては歴史が浅いのですが、高級和菓子としてとても人気が高い和菓子でデパートなどでは購入可能です。
ここで年に一度3月に、雛人形の虫干しが行われていますが、その展示を見る機会があったので行ってみました。
そもそも雛人形は、古く平安時代には貴族の子女たちの遊びで使用されていたようで庶民には縁がなかったらしく、それが江戸時代になり3月3日をひな祭り節句として一般にも拡がりをみせたようです。最近では3月3日(女の節句)と5月5日(男の節句)をまとめて「子供の日」として制定されているわけです。
ここに展示してあった雛人形は、江戸時代「享保」の物で1716年から1734年に使用されたものです。300年弱経っているわけで大変貴重なものですが、この展示室では目の前でじっくりと観察することが出来ます。今の人形のような華やかさはありませんが、保存状態も良く実物見るとビックリです。
撮影:TOMIOKA Takumi (2010-03-30)大津市寿長生の郷展示室で
ゆずのシャーベットはここで食事をすると最後に出てきますが、本当に美味しいものです。ここで出される一品一品にはどれを出されても器が似合っており、しかも時には江戸時代のものがあったりでビックリします。以前、抹茶席で戴いた茶も徳川関係の殿様が江戸時代使用していた茶碗を使って出していますと聞いたことがあります。
3月になれば今年も展示が始まるので一度訪問されては如何でしょうか。
2011年2月13日
くまの七里御浜海岸でスカイセンサーICF5900を楽しむ
撮影:TOMIOKA Takumi(2011-02-13)
熊野市七里御浜海岸で
ソニーの人気機種だったICF5900はBCLファンなら誰しもが知る通信型受信機である。1975年発売なので実に35年も前のラジオとなる。しばらく使用していない期間が長かったので、先日修理に出した。感度調整と周波数のズレを依頼したので、ほぼ当時の物として甦った。
ちょうど、三重県熊野市へ行く用がありこのラジオを持って性能試験も兼ねて出かけた。ここは熊野市を走る国道42号線の際にある七里御浜海岸で、車を路肩に駐車してすぐに砂浜に降りれる。
暖かい日差しを受けながらラジオの電源スイッチを入れると、ほとんどダイアルを回さないのにがんがんと海外局が入感した。9メガ帯にメインのダイヤルが止まっていたせいである。すぐにサブダイヤルを少し回して聞きやすい音で聞いてみるとマレーシアの海外放送である。英語放送である。しかも、国内中波と変わらないほど雑音が無い。
ラジオの性能を発揮させるにはコンピュータや蛍光灯ノイズなど無い場所が望ましいが、まさにここ七里海岸は理想である。この日は、電離層の状態も良かったのかアマチュアバンドでも多くの国内局が受信できた。SSBなのでBFOスイッチを下げて丁寧にサブダイヤルを回すと59の局が沢山聞こえる。
地元の人の話では2日前に積雪があったようであるが、すでに立春も過ぎており日中の日差しの強さは早春を思わせる。また最近になり紀伊長島近くまで高速道路が開通したお陰で、津インターから2時間10分でこの海岸に到着する。しかも、高速料金無料化実験区域なのである。
2011年2月 6日
大原の里は寒さが厳しい
今年は各地から大雪の便りが報告されている。ここ京都大原の里は京都市内から約12キロ離れている静かな里であり、観光で有名な三千院もここにある。
大原三千院はポスターなどではお馴染みの寺院であるが、今年のように大雪となったのは久し振りのようである。この日も一週間前の積雪がかなり残っており、いつもと違っていた。紅葉時期の華やかさは全く感じることができないが、訪問客も少なくかえって静かな寺院の風景を撮るには都合がよい。
ソニー900に20mmを着け小型三脚をローアングルで使ってみる。いつもなら狭く感じる中庭だが、今は広く感じられる。20mmレンズといえども冬の日陰での撮影では開放近くなると手前がボケるので低速シャッターで絞り値を補い丁寧にシャッターを押さなければならない。
三千院は三千院門跡(もんせき)とも言われる。門跡とは天皇や皇族に関係した人が住職を務める寺院で、とくに天台宗の寺院にはこのような表現がされていることが多い。現に、岩倉実相院にも山門をくぐる時によく見ると「実相院門跡」とある。もちろん大原三千院にも階段を上るときに目に入るのが、この文字である。三千院は天台宗の寺院です。
撮影:TOMIOKA Takumi 大原三千院(2011-02-05)
撮影:TOMIOKA Takumi 岩倉にある実相院門跡 (2011-02-05)
2011年1月 4日
のどかな正月風景が見られる大井川鉄道
撮影:TOMIOKA Takumi
千頭駅で(2010-01-02)
有名絵画とは異なり、機械物の保存には工夫が要る。ここ静岡県大井川鉄道は鉄道ファンにはおなじみの私立路線である。特に最近になって再人気が高まっているSLファンには堪らない場所でありシーズンには多くのカメラファンが集まるスポットでもある。
ここの特徴は単なる鉄道車両展示ではなく、全ての車両が動態で保存されている点である。多くのメカニズムで構成される鉄道車両ではただ単に展示するだけでは、その機構がすぐに死んでしまう。機械部分がすぐに駄目になるので、このようにいつでも動かせる状態がベターであり理想である。大井川鉄道はこのような観点から、鉄道ファンにも長くサービスを提供してくれている。
大井川鉄道はJR金谷(かなや)駅の横にある専用の駅からスタートして終着駅千頭(せんず)までの約1時間をゆっくりと走る私立の鉄道路線である。途中に鉄橋ありトンネルありで、昔の童謡「今は山中、今は浜・・・・・」をそっくりそのまま再現されているかのようであり楽しい。
この日も正月ではあったが線路の周囲や到着駅には多くの鉄道ファンが待機してシャッターを切っていた。私が覚えている40年前の光景と基本的に何も変わっていない。
撮影:TOMIOKA Takumi (鉄橋を渡るC11)2010-01-02
この鉄橋は昨年のNHK朝ドラで有名になった「水木しげる」を紹介する作品「ゲゲゲの女房」では、水木しげるが結婚式を終えて汽車で上京するシーンに使用されたので、覚えておられる方も多いはず。
終着駅の千頭(せんず)から先にはトロッコ電車に乗り換えて、温泉で有名な寸又峡に行くことが出来る。線路の幅が異なるので、乗客はここで一度降りて乗換える必要がある。
2010年6月29日
滋賀県知事も力を入れた県立琵琶湖博物館
館内ロビー 撮影:TOMIOKA Takumi (2010-06-27)
現職の滋賀県知事である嘉田由紀子(かだ ゆきこ)さんが元琵琶湖博物館の研究顧問であったせいか、琵琶湖博物館は一味違う。テーマを琵琶湖に絞っていて非常に判りやすい。館内もテーマごとにAからCブロックまであり順を追って丁寧に見ると半日は軽く費やしそうである。中には、弁当持込者のためのエリアもあり一日中ゆっくりと楽しめるのがよい。
場所は琵琶湖に面しているので天気さえ良ければ、野外でも散歩などでゆっくり時間を費やすことが出来るし、樹木には必ず名称を示したプラカードがかかっているので帰宅してからさらに詳しく植物図鑑で調べることも可能である。隅々まで行き届いたもてなしが伝わってくる。さすがに京都大学で農学博士の称号を持つ嘉田さんの目が届いているようである。
館内には、琵琶湖で生活をする人々が関係するあらゆるものが展示されており、なかには昭和時代に皆さんが使用してきた懐かしい電化製品やレコードなどもあり、別の意味でも貴重な博物館である。
淡水魚もこんなに近くで見ることが出来て感動する
撮影:TOMIOKA Takumi (2010-06-27)
2枚の写真は、先日、ちょっと立ち寄ったときのものであるが館内は撮影が自由であり、デジカメでメモを撮るには好都合である。
2010年4月28日
京都の秋には詩仙堂
秋の京都は特に人気が高い。京都には皆んなが欲しいものが、狭い箱の中に押し込められている。歴史家にとっては貴重な資料庫となり、芸術家にとっては四季折々に変化する豊富なモチーフとなる。そして忘れてはならないのが美味しい地下水を使った京都の料理や食材である。これも秋には特に美味しくなる季節で一年を通じて楽しめるのが京都市内である.
京都の紅葉は、まず高雄から始まる。高雄にある神護寺や高山寺が真っ赤に色づく頃は、まだ市内にあるお寺は少し早い。市内でも比較的高い位置である洛北一乗寺にある詩仙堂には夏と違い多くの観光客が押し寄せる。夏ならばゆっくりと10分庭を眺めることが出来るが、この時期には迷惑になることが多く数分で立ち退く必要がある。
撮影:TOMIOKA Takumi (2008/11/16)
2010年4月 1日
京都洛北の詩仙堂
石川丈山の作った「京都洛北・詩仙堂」
撮影:TOMIOKA Takumi (2006/7/18)
石川丈山は江戸時代の武士であり文人です。 徳川家康に気に入られて色々と仕えていましたが、ある時に家康と意見が合わなくなり京都に出て学問に専念した人で書道にたけており多くの書が残っております。 非常にセンスがあり漢詩・建築など当時の先進的な美学の達人でした。彼が京都に作ったと言われる「詩仙堂」は人里離れた京都洛北の小高い位置にあり、京都の暑い夏を少しでも凌げる場所です。 詩吟をやっておられる方なら石川丈山はよく知られた人物で「富士山」は特に有名ですね。
7月17から18日開催される京都の祇園祭りは「日本三大祭り」一つです。 今年の祇園祭りは雨の中で開催されて山車を引く若者は全員白い衣服がずぶ濡れで少し気の毒に思えましたが、やっぱり大勢の集まる祭りであり近くで見ると迫力は満点でした。
翌日には、静かな洛北の詩仙堂を訪れてしばらく時間を費やし撮影した中の1枚です。デジカメなので細かいディテールは期待出来ないのですが、静かな夏の隠れ寺の様子が伝わって来ます。紅葉時期なら観光客で全く身動きも取れないほどですが。
ここの庭は、多くの外国人にも人気が高く英国のチャールズ皇太子も訪問されたほどです。小さな部屋に座って庭をジーと見ていると夏の暑さもどこかに瞬間忘れさる程です。また、秋になると、後ろの紅葉が素晴らしくなります。庭をぐるーっと廻ることも出来て、静かなひと時を過ごすことが出来ますので一度訪れて見て下さい。洛北のバス停「一乗寺」を目指して行ってみれば直ぐに判ります。:
2007年4月28日